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代謝低下は年齢のせい?

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代謝が落ちる年齢って?加齢による男女別の体型の変化についても解説

 年齢を重ねるごとに、太りやすくなった、お腹まわりに脂肪がつきやすくなったというような体の変化を感じることが増えてきますよね。

 

 代謝の低下が関係していることはわかっていても、実際どのくらいの年齢で代謝が落ちてくるのかはっきりわからないという方も多いのではないでしょうか?

 

この記事では、年齢による代謝の変化や体型の変化などについてご紹介します。

 

この記事を読むための時間:3分

基礎代謝は年齢によってどう変わる?

 基礎代謝とは、最低限生きていくために必要なエネルギーのこと。

 

じっとしていても消費するエネルギーなんて大したことないのでは?と思われる方も多いかもしれませんが、実は一日の総消費エネルギーの7割を基礎代謝が占めています

 

 

 また基礎代謝は年齢と共に低下し、男性・女性共に10代をピークにどんどん低下していきます。つまり、体が出来上がった後は、維持するためのエネルギー以外はあまり必要がないということ。老化が進むとエネルギーを多く消費する筋肉量も減ってしまうため、基礎代謝もそれと共に少しずつ低下します。若いころと変わらない生活をしていても太りやすくなるのはこのためです。

 

代謝が落ち始める年齢は?

 先述の通り、代謝が落ち始めるのは男性、女性どちらも10代。

 

 

男性は女性に比べて筋肉量が多いため、体格などの差はあるものの女性よりも代謝が落ち始める年齢が遅く、18歳くらいと言われています。一方女性は15歳くらいをピークに代謝が落ち始めます

 

年齢による体の変化

 加齢によって代謝が落ちると、体はどのように変化するのでしょうか。男女の違いについてもみていきましょう。

 

男女共にお腹に脂肪が集まりやすくなる 男女共に年齢を重ねて代謝が落ちると太りやすくなりますが、中でも特に体幹部、つまりお腹まわりに脂肪がつきやすくなります

 

 

 女性は30代を超えると全身の脂肪のうち半分以上がお腹まわりに分布し、男性の場合も50歳以上で6割が腹部に分布。また、体脂肪率があまり高くない人でも内臓脂肪が増加する傾向にあります。

男性は腕や脚の筋肉量が減少しやすくなる

 もともと女性に比べて筋肉量の多い男性は、加齢による筋肉量の変化も顕著です。

 

中でも特に目立つのが腕や脚の筋肉の減少。筋肉は脂肪よりも重く、筋肉量が減るとそれに伴って体重も減るのが当たり前ですが、筋肉量が減っているにも関わらず体重があまり変わらない場合はその分脂肪が増えているということも考えられます。

女性は上半身に脂肪がつきやすくなる

 女性の場合は、加齢とともに上半身に脂肪がつきやすくなるという特徴があります。

 

 

一般的に若い年代の女性は太ももや臀部などの下半身に脂肪がつきやすい傾向がありますが、年齢を重ねると腕やお腹まわりなどの上半身にも脂肪がつきやすくなり、全体に丸みを帯びた体型に変化していきます。

 

基礎代謝の管理は体組成計での計測がおすすめ

 代謝の減少に伴う脂肪の増加をできるだけ食い止めるためには、適度な運動と、基礎代謝量を意識した食事を摂ることが必要です。単に摂取カロリーだけを減らしてしまうと、筋肉に必要な栄養や代謝を促進する栄養が不足するため基礎代謝量が落ちてしまいます。

 

 基礎代謝を落とさないためには、カロリーを抑えつつタンパク質やミネラルが豊富な食事を摂ることを心がけ、筋肉を使うことが重要。また、体重計だけでは基礎代謝を把握することができないので、基礎代謝量や基礎代謝判定がわかる体組成計で計測することをおすすめします

 

加齢変化に負けない体を目指そう

 加齢と共に基礎代謝や筋肉量が落ちたり、体型に変化が起こるのは当たり前。ですが、どのような変化が起こるかがわかっていれば、生活習慣を見直すことによってこれらの変化を食い止めるための対策を講じることができます。栄養バランスの取れた食事や適度な運動は健康維持にも役立つので、体の年齢サインを感じたらまずは生活習慣を見直してみましょう。

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